HOLISTIC MEDICAL
SYMPOSIUM 2025

医食農源~これからのライフスタイル
「アーカイブ受講」

アーカイブ受講の受付は終了いたしました。
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「シンポジウム2025 医食農源」ハイライト
アーカイブ配信の一部をご紹介

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実行委員長 ごあいさつ

現代社会は、VUCA時代と呼ばれ、変動性・不確実性・複雑性・曖昧性が常態化しています。このような予測困難な状況だからこそ、私たちは既存の枠にとらわれず、新たな可能性を追求する好奇心と、人と人、そして自然との本質的なつながりを育むことが、何よりも重要だと考えます。
私は、医療分野に限定せず、農業や食糧の分野とも積極的に連携を図りながら、有事にも平時にも機能するフェーズフリーのリトリートとしての「場」と「コミュニティ」を、全国、さらには世界へと広げ、そのネットワークを構築していきたいと願っています。
そして今回はこのビジョンを「プラネタリーヘルス」という視点から深堀します。人、食、農、そして地球の健康をつなぐ、より持続可能で豊かな生き方を探求する本シンポジウムが、これからの時代にふさわしいダイナミックで多様性に満ちたホリスティック医学・ライフの可能性を感じるきっかけとなれば幸いです。

山本 竜隆 (朝霧高原診療所院長/NPO法人日本ホリスティック医学協会副会長)
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プログラム&講師紹介

program1(75min)
プラネタリーヘルス(日本版)
~入門から実践まで

プラネタリーヘルスとは、「人と地球は別々な存在ではなく、相互依存関係にある」という考えを基盤に、多様な生物が生かし合う生態系を維持し、人を含めた地球全体の健康を実現することが重要だという考え方です。
地球全体の健康とウェルビーイングを目指す最も総合的なこのヘルスケア概念は、2015年に医学雑誌『The Lancet』に掲載されて以来、国際的な研究や社会実装が進められています。
私たちを取り巻く環境を乱し地球の健康を損なわせている原因は、結局人の活動です。プラネタリーヘルスを実現するために求められているのは、一人ひとりの変化です。人類中心の社会システムを見直し、私たちが全体とのつながりを取り戻すことが重要なのです。
『HOLISTIC MAGAZINE 2025』より



講師:桐村 里紗  きりむら・りさ
<プロフィール>
医師・天籟株式会社代表取締役。https://tenrai.co/
1980年生まれ。東京大学大学院工学系研究科バイオエンジニアリング専攻道徳感情数理工学講座共同研究員。プラネタリーヘルスイニシアティブ代表理事。分子栄養療法や腸内フローラなどを基にした予防医療、生活習慣病から在宅診療まで総合的に臨床経験を積み、現在は鳥取県江府町を拠点に、産官学民連携でプラネタリーヘルス地域モデル(鳥取江府モデル)構築を行う。著書『腸と森の「土」を育てる』(光文社)ほか 。
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program2(50min)
幸せを育む自然栽培と
農福連携の未来

僕が農業と福祉の連携を始めてから今年でちょうど20年になりました。障がいをもつ仲間たちと共に耕作放棄地を再生する自然栽培は、年々クリエイティブになり、彼らが「開拓者・クリエーター」となって変革をもたらしました。地域で「働けない」「働けるはずがない」と言われた人たちが、地域になくてはならない人となり、彼らは荒れた放棄地を自然栽培で再生する主役となったのです。
地域の再生だけでなく、彼ら自身も自然と共に生きる暮らすことがリハビリやセルフケアとなり、日常にリズムある生活を取り戻し、クスリの減薬・断薬によって命に輝きを取り戻しました。「自然はこんなにも人を回復させ、エナジーを与えるのか!」という驚きの連続が全国各地で起きています。『HOLISTIC MAGAZINE 2025』より

講師:佐伯康人 さえき・やすと
<プロフィール>
一般社団法人 シゼンタイ代表。https://shizen-tai.jp/
1967年生まれ。「自然農法」を確立した福岡正信氏と、世界で初めて無農薬・無肥料・無除草剤でりんごの栽培に成功した木村秋則氏に師事。木村氏の一番弟子として、国内はもとより、海外にも講演に行くなど、自然栽培の先導者として活躍。また、自然栽培と福祉を掛け合わせた農福連携で、障がいを持った人たちが日本の耕作放棄地・荒廃地を自然栽培で再生していく「一般社団法人農福連携自然栽培パーティー」を設立。現在は栽培顧問として、日本全国100箇所、2,000名の仲間たちに栽培指導を行っている。
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program3(60min)
全国のリトリート代表
トークセッション

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パネリスト紹介

パネリスト

船戸 崇史  ふなと・たかし
がん予防滞在型リトリート リボーン洞戸 代表。船戸クリニック院長・日本ホリスティック医学協会副会長。愛知医科大学医学部卒業。岐阜大学第一外科に入局。数々の病院で消化器腫瘍外科を専門に。1994年岐阜県養老町に船戸クリニックを開業し、全人的な医療に力を注ぐ。 2018年「リボーン洞戸」を開設。がんを通して生き方を変えたい人のために新しいアプローチで再発転移の予防に取り組んでいる。 

「がん予防滞在型リトリート リボーン洞戸」とは
2018年オープン「がんの言い分を聴いて、本来で本当のありのままの自分へと生まれ変わる」=リボーンする施設。4泊5日のスタンダードコースでは、リボーン五ヵ条(睡眠・食事・加温・運動・笑い)を通して「がんが消えていく生き方を」体験していただきます。自分と向き合い、何のために生き、なぜがんに消えて欲しいのか? 自身の「志」を見つける心の旅が始まります。併設のクリニックでは私の診察、治療を受けることができます(自費診療)。ヨガや瞑想、オリジナルワーク、また四季を通じて自然豊かな土地が心と身体を癒してくれます。医療者、セラピスト、スタッフがサポートしますので、なるべくお一人でお越しください。
【WEBサイト】 https://www.reborn-h.jp/

パネリスト

西谷 雅史  にしや・まさし
ひびきの丘 統合医療コミュニティ代表。響きの杜クリニック院長。北海道大学医学部卒業。札幌厚生病院産婦人科主任部長を経て2006年 響きの杜クリニック開業。医学博士、日本産科婦人科学会専門医、日本東洋医学学会専門医、日本統合医療学会北海道支部長、日本ホリスティック医学協会理事、響きの杜ネットワーク主宰、玄心流日本拳法師範。2022年3月北海道の廃校を活用した統合医療コミュニティ「ひびきの丘」開設。

「ひびきの丘 統合医療コミュニティ」とは
札幌の街を一望できる丘陵にあるひびきの丘は、統合医療の実践の場として2021年にオープンしました。 そのコンセプトは、「医療の目的は病気の治癒だけではなく人間としての成長であり、私たちの生活そのものが医療である」です。本来の自分に気づき、自分の役割を全うできることが真の健康であると考え、そのきっかけとなる出会いと体験の場づくりを目指し、環境を整えています。学びと体験の場である校舎を中心に、周りにあるクリニック、カフェ、宿泊棟、セラピー棟、農園が、響きあう医療を支えます。定期的に行われる各種講座や、気功、アーユルヴェーダ、ヨガ合宿、一棟貸しで行うイベント、校庭でのキャンプなど様々な取り組みを、参加者と企画者が一体となって行っています。
【WEBサイト】https://hibikinooka.com/

パネリスト

細羽 雅之 ほそば・まさゆき
森の国Vallay 水際のロッジ・水際のキャンパス (一社)あめつち学舎理事長・(株)サン・クレアFounder & CEO。慶應義塾大学理工学部、神戸大学大学院経営学修士(M B A)。日本I B Mを経て、経営破綻した家業の負債50億円を弁済する中で事業再生の本質を実践的に学ぶ。2015年、地域蘇生x宿泊業「サン・クレア」を創業。四国、四万十川源流域で農・食から医療・教育を通して新しい社会を創造する。著書『よみがえる限界集落(幻冬舎)』

森の国Valley「水際のロッジ・水際のキャンパス」とは
四万十川源流の国立公園内にある2つの宿泊施設です。 ①ショートステイ対応の「水際のロッジ」では、美味しい地元野菜のピッツァや地元集落で出来たオーガニックな郷土料理を食べ、森の中でゆっくりとヨガや瞑想などのリトリート時間を過ごせます。 ②3泊〜数ヶ月のロングステイ対応「水際のキャンパス」では、シェアキッチンで自給自足のエコビレッジ体験を通して、「森・農・食・医・育」について自然とのつながりを体感するプログラムを各種用意しています。人口270人の限界集落に多くのファミリー、若者が移住して豊かで健康的なコミュニティを形成しながら、新しい時代の暮らしを創っています。
【WEBサイト】https://morino-kuni.com/

パネリスト

小川美農里 おがわ・みのり 
ダーナビレッジ代表 チャルジョウ西会津農場代表。看護師、保健師、日本ホリスティック医学協会 認定療法士、IABT認定BCSTセラピスト、Auroville International Liaison。(公社)全国愛農会理事。自然を修復、再生しながら、自然、他者、自己とのつながりを取り戻すような暮らし、在り方を探究し世界中でのエコビレッジづくりやホリスティック医療、農業、教育のネットワーク構築中。

「ダーナビレッジ」とは
すべてのいのちが響き合う世界を目指した農的なコミュニティ(エコビレッジ)です。環境再生型農業、ホリスティックヘルス、教育などを融合させ、世界中から訪れるボランティアと共に自然と調和したライフスタイルを提供しています。健康的なエシカルヴィーガン食を世界中の仲間とともに囲み、自己、他者、自然とのつながりを感じる農やウェルビーイングに基づく活動を通じて、環境再生と健康の重要性を伝えています。多文化共生や自分らしさを取り戻す生きる土台づくりの場として、参加者が共通の価値観に根ざして生活できるようなコミュニティを目指しています。
【WEBサイト】https://danavillage.com/

パネリスト

坂東 諭 ばんどう・さとし
大阪自然栽培農学校代表 自然栽培農家・絵本作家。20年間理美容業界の仕事に携わる中、2019年に佐伯康人氏と出会い、自然栽培の魅力に惹かれ、大阪府箕面市に2020年大阪自然栽培農学校開校(会員数100名)。新規就農希望者の育成及びオーガニック給食実現に向けて自然栽培の食材を箕面市に提供中。自身も2021年より自然栽培によるいちご生産を開始し新規就農認定を受け自然栽培農家(イチゴ栽培)に転身。

「大阪自然栽培農学校」とは
大阪府箕面市の止々呂美地域にて耕作放棄地だった農地を再生して活動をしています。「学校」という名前はついていますが、どちらかと言うと「コミュニティ」に近いグループです。メンバーさんと力を合わせて、共に学びながら、肥料も農薬も除草剤も使わない自然栽培にて様々な野菜を作っています。 日本中の人が、自宅や近所で、自分や家族が食べる野菜を作ることが出来たらよいなと思い、日々活動しています。毎月第2日曜(月によって変更あり)開催。 年に数回、佐伯康人さんが指導に来られますので、直接お話を聴くことが出来ます。
【WEBサイト】https://todoromifarm.jimdofree.com/ 

トークセッション・ファシリテーター

おのころ心平

ココロとカラダのカウンセラー。大学卒業後、サイコセラピストとして仕事をスタートして30年以上。「ココロとカラダをつないで自然治癒力を解放する」という独自のメソッドで、3万件の臨床経験を持つ。セラピスト、治療家、ボディワーカー、ヒーラー、そして医療者をつなぐ独自のポジションから、日々情報発信し、セラピストによるリトリート・プロジェクトを推進中。一般社団法人マッピングセラピー協会代表。著書29冊。
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【program 5】 ワークショップ
在来種の勉強&種取実習

※こちらは屋外での開催だったため、アーカイブ配信ではごく一部(当日の雰囲気を収録した5分程度のダイジェスト)をご紹介します。


講師:鈴木 一正 (通称:seedおじさん)
<プロフィール>
富士山麓有機農法家シードバンク
タネから自給可能な地域づくりを目指し、2017年シードバンク設立。地域性と多様性を重視し、地元の有機農家、地域のコミュニティと連携して固定種・在来種のタネをつなぐ活動を行っている。

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6/29 参加者の感想
アンケートにご協力いただいた皆様、誠にありがとうございました。

  • 桐村先生の自然と繋がり自分を育てるというお話しを聞けたことがとても感動しました。日本からプラネタリーヘルスの輪が広がること願いました。

  • どの登壇者の方の話すべて大変興味深く、また今まさに私たちが見つめ直し、アクションを起こしていかなければならない内容だと感じました。

  • 自然思想、神話の国だからこそ、本当に大事なものを見失ってはいけないし、見失ったとしても、そこに気づける感覚は、やはり、都会にはないという厳しいが明らかな事実を痛切に感じられた。

  • 食の大切さを真摯に考えている。こんな農家さんがもっと増えていくといいなと思いました。私も自分が食べる分くらい作れるようになりたいです。

  • 自分も畑を始め土との戯れに健康を頂いていると思っている所、佐伯先生のお話しで勇気が湧き上がりとても勉強になり励みとなりました。

  • 講師の方々が皆、実践を楽しまれている様子と、そこから生まれるパワフルなエネルギーが強く伝わってまいりました。大変有意義で、多くの刺激をいただいた一日となりました。
VOICE

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サンプル 太郎
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VOICE

アーカイブ受講【特典動画】

フェーズフリーのリトリートを目指して~医食農源のコミュニティ作り

講師:山本 竜隆(朝霧高原診療所/日本ホリスティック医学協会副会長)

アーカイブ受講にお申込みされた方は、山本竜隆氏による講演動画(シンポジウム2024/ショート動画15分)もご視聴いただけます。

この動画で、山本氏が今回のシンポジウムに込めた熱い想いや、企画の背景にあるメッセージを直接受け取ってください。(こちらはサンプル動画です)

受付は終了いたしました
視聴期限、8/17まで

  • 受講料
    一般:4,000円
    会員:3,000円

    ※会員 = 日本ホリスティック医学協会

  • ⦅キャンセルポリシー⦆
    ・お支払い完了後のキャンセルによる返金は、原則としてお受けできません。
  • 主催:NPO法人日本ホリスティック医学協会
  • ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。

アーカイブ受講の流れ

STEP 1
受講申込み
下記のフォームにて、お申込みください。(受講料は前払いとなります)
STEP 2
視聴URLのご案内
ご入金確認後に、申込者の皆様にメールで視聴ページのURLをお知らせします。
STEP 3
ご視聴
視聴期間中は何度でもご視聴いただけます。
STEP 3
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アーカイブ動画の配信期間は、
7月15日~8月17日す。

アーカイブ受講 お申込み

NPO法人日本ホリスティック医学協会 シンポジウム2025実行委員会
本サイトは、アーカイブ受講申込み専用WEBページです。
協会公式サイトはこちら。
NPO法人日本ホリスティック医学協会